トリシェECB総裁の記者会見を受け、ユーロが下落。総裁は「インフレリスクは依然上向き」としたものの、それ以上に「データは2008年半ばのGDPが軟化すると示唆」等、成長減速のリスクを繰り返し強調した。質疑応答を含む記者会見の内容自体は決してハト派(弱気)なものではないが、先日発表された7月消費者物価指数が92年4月以来の最高水準を記録したにも関わらず利上げの可能性を示唆しなかった事が嫌気された。今回総裁が成長の減速を強調した事で、第2、第3四半期のGDPが落ち込んでもサプライズではなくなった。第2四半期GDP(速報値)は今月14日(木)に発表される。
ドル/円 109.25-30 ユーロ/円 168.28-33 ユーロ/ドル 1.5400-05
