<朝>
7日のNY市場では、序盤、米新規失業保険申請件数の増加などを受けて109円台前半まで下落した。注目されていた欧州中銀定例理事会では政策金利が据え置かれたものの、トリシェECB総裁がハト派的な発言を行ったことからユーロドルが1.53台前半まで急落、ドルは対ユーロで買い戻され、その後も米6月住宅販売保留指数の好結果などを背景にドル円は109円台半ば近辺まで上昇したが、米大手企業の相次ぐ業績悪化などを受けてに株価が急落したため、上値も重く109円台前半まで下落して取引を終えた。本日の東京市場では本邦7月景気ウォッチャー調査などの指標発表が予定されているが、大きな材料とはなりにくいようだ。昨日はNY株式市場が急落していたことから日経平均を含むアジア株式市場の動向には注意が必要だろう。
<夕>
8日の東京市場では、昨日からのユーロ売りが強まりユーロドルは1.53台前半から一時1.51台後半まで下落した。前日のトリシェECB総裁の会見で今後の景気後退リスクについて言及されたことが嫌気されユーロ売りが加速した。一方、ドル円は序盤に株安からやや軟調に推移したものの、対ユーロでのドル買いが加速したことから109円台後半まで上昇した。本日のNY市場では、米経済指標については特に注目されるものでないため株価動向に注目が集まるだろう。昨日の対ユーロを中心としたドル買いが続いているが、週末ということもあるためポジション調整的な動きには注意したい。