<朝>
8日のNY市場では、政府系住宅金融大手ファニーメイの決算悪化など悪材料があったものの、米6月卸売在庫が好結果であったことに加え、原油価格の下落を背景に株価が上昇したため、110円台前半まで上昇した。ECBトリシェ総裁のハト派的発言などもユーロドルでのドル買いを誘い終始底堅い展開で取引を終えた。本日の東京市場では、大きな経済指標の予定がない為、株価にらみの展開となりそうだ。先週は原油価格が下落し、株価が急騰する場面が見られたため、引き続き原油先物価格などにも注意したほうが良さそうだ。
<夕>
11日の東京市場では、前週末にNYダウが堅調に推移した流れを引き継ぎアジア株式市場が上昇して始まったことから110円台前半まで上昇する場面があった。しかし上値では本邦輸出企業のドル売り・円買いが控えていたため上値も重く、109円台半ばまで下落した。欧州時間に入ると、オーストリア中銀のリーブシャー総裁がインフレ率は懸念事項であると発言したことからユーロドルが反発し1.50台後半まで上昇、ドル円はユーロドルでのドル売りに下落し、109円台後半まで下落した。本日のNY市場では目立つ経済指標などが予定されていないことから株価動向や原油価格をにらみながらの相場展開となりそうだ。特に原油価格に関してはロシアとグルジアの紛争の影響を受ける可能性が強いため、注意が必要だろう。