<朝>
11日のNY市場では、グルジアとロシアによる紛争の報道があったものの、世界景気の減速を背景に原油需要が減るとの思惑が浮上し、原油価格が急落→株価が上昇する展開となりドル円は一時110円台半ば手前まで上昇した。ユーロドルは原油価格の下落や景気減速懸念から急落し1.48台後半まで下落と終始軟調な展開となった。本日の東京市場では、本邦経済指標が複数予定されているものの、数値がブレないようであれば材料視される可能性は低そうだ。ここ数日は米国以外での景気後退リスクが強まりつつあるため、ドルに資金をシフトする動きが強まっている模様だ。全般的には引き続き、株価動向や原油価格をにらんでの相場展開が予想されるため、動向に注目したい。
<夕>
12日の東京市場では、金価格や原油価格が急落しドル高の動きとなったが、ドル円はクロス円が軟調に推移した為、上値が重く110円台前半で横ばいとなった。また、ユーロドルやオセアニア通貨の下げが目立つ展開となり、ユーロドルは2月26日以来の安値を更新し1.49ドル前半から1.48ドル半ばままで下落し、豪ドル円は97円台前半から96円台半ばまで急落した。欧州時間に入ると、ポジション調整の動きも入り、ドル円は109円台後半まで下落している。本日のNY市場では、米6月貿易収支などの重要指標が控えている為、結果には注目したい。また、ロシアとグルジアの紛争について解決の兆しが未だ見えない為、報道次第では原油価格が大きく動く可能性もあり、注意をしたほうが良さそうだ。