<朝>
25日のNY市場では、米中古住宅販売件数が予想を上回ったことからドル買いが強まったが、韓国産業銀行によるリーマン・ブラザーズ買収に不透明感が出たことや、米地銀の破綻報道などを受けて金融株を中心に米株式市場が大幅安となり、ドル円は109円近辺まで下落した。本日の東京市場では、日中に重要視される経済指標の発表予定がないため株価や原油価格をにらんでの展開が予想される。昨晩のNY市場では金融不安が再燃し株価が大幅安となっただけに、日経平均を含むアジア株式市場の動向には注意が必要だろう。
<夕>
26日の東京市場では、早朝にNZ7月貿易収支の赤字幅が予想を上回ったことでNZドル売りが強まった事につられ、クロス円はリスク回避の円買いが進んだ。ドル円は先日の米金融不安の流れもあり109.20付近まで下落したが、輸入企業のドル買い観測や午後になると日経平均が下げ幅を縮小した事もあり109.80付近まで上昇した。欧州時間序盤では、独8月IFO企業景況感指数が予想を大きく下回りユーロ円は160円台半ばまで、ユーロドルは1.46ドルを割れるまで下落した。本日のNY市場では、米7月新築住宅販売件数・米8月消費者信頼感指数・8月5日分のFOMC議事録というイベントが控えている。7月新築住宅販売件数では住宅動向、8月消費者信頼感指数では個人消費の動向、8月5日分のFOMC議事録では、今後の米国の金融政策のスタンスが注目されているため、結果次第でどの内容でも動意づく可能性があるため警戒しておきたい。