国際商品市況が調整局面あるからといってインフレリスクへの警戒怠るべきではない
景気がここにきて急に落ち込んだわけではない=基調判断下方修正で
過剰な在庫や設備を抱えておらず大幅な調整は想定していない
上振れ方向のリスクを意識しているのは世界的に緩和的な金融環境が背景にあるから
今のところインフレ率と賃金が相乗的に上昇するような二次的波及効果は顕在化していない
不断にインフレリスクと対峙しておくことが中央銀行としての重要な責務
世界をひとつの国とみなせば持続的な成長のためには引き締め政策を取っていくのが望ましい姿
景気とインフレのどちらを重視するかといった二者択一的な見方はしていない
人々のインフレ予想を上振れさせるリスクは高まっている
日銀の標準シナリオは従来のものから大きくぶれているわけではない
米経済の年後半の減速は避けられず、米国向け輸出は当面低調に推移する可能性
世界経済の成長率が鈍化していくもとで輸出全体の伸びは緩やかなものになっていくと予想
生産は3期連続で減少する可能性高いが、所得形成力が次第に回復していくにつれ再び増加基調に
国際商品市況は長い目でみれば緩やかな上昇トレンド、目先は世界経済減速で落ち着き取り戻す
CPIは2%を上回る時期がしばらく続く可能性あるが、次第に上げ幅を縮小
経済・物価の見通しと上下両方向のリスク要因を丹念に点検しながら機動的に政策運営
欧米金融機関の追加損失や自己資本不足に対する懸念根強い
