NY時間、ドルが反発。第2四半期GDP(改定値)が速報値から大幅に上方修正された事で、米経済の弱さを織り込んでいたドル・ショートが炙り出された。今まで米経済を悲観視する向きが多かった分、先日の耐久財受注や今回のGDPの好結果は幾分のサプライズとして受け取られた。また原油価格の反落もドルへのサポートとして相成った。一方で大きく値を下げたのが英ポンド。欧州時間に発表された8月ネーションワイド住宅価格(前年比)が統計開始以来の下落率を記録した事に加え、NY時間にはBOEのブランチフラワー委員が英経済が既にリセッション(景気後退)にある可能性を指摘し、早期の利下げの必要性を訴えた事が後押しとなった。特に対ユーロでの下げが大きく、ユーロ/ポンドは過去最高値水準に近傍した。カナダドルも下落。原油価格の反落に加え、ハーパー首相が「数値上のテクニカル的なもの過ぎず、現実的ではない」と前置きしながらも、カナダ経済がリセッションにある可能性を指摘した事が嫌気された。NY原油先物価格は115.59ドル(2.2%安)で取引を終了。
ドル/円 109.60-65 ユーロ/円 161.05-10 ユーロ/ドル 1.4685-90
