NY時間、ドルは対円以外で大きく値を下げた。昨日同様、リーマンブラザーズを巡る憶測が先行、市場の動向を左右する展開となった。ワシントンポスト紙が「FRBと財務省はリーマンの売却に積極的に関与しており、9月15日のアジア市場の取引開始前までに決定させたいようだ」と伝えた事で、週末越えリスクを回避するためのポジション解消(主にドルロングの解消)が進んだ。原油先物価格は一時100ドルを割り込んだものの、市場の懸念が「金融不安の再燃」に移っている事からドルのサポートにはならず。NZドルは反発。こちらも週末越えリスクを回避するための持ち高解消(主に売りポジションの解消)が後押しとなった。ドル円は、ここまで下げていたクロス円の反発に牽引され強含んだ。ユーロ圏で公式に為替への言及が認められているユンカー・ユーログループ議長が「ユーロは依然過大評価されている」とし事実上の牽制発言を放ったものの、ファンダメンタルズをテーマ外としている現在の市場では機能しなかった。ユーロ圏で為替に対する公式見解が認められているのはトリシェECB総裁とユンカー議長の2名だけである。NY原油先物価格は101.18ドル(0.3%高)で取引を終了。
ドル/円 107.85-90 ユーロ/円 153.37-42 ユーロ/ドル 1.4218-23
