<朝>
14日のNY市場では、米政府による金融機関への資本注入発表を受け、ドル円は102円台後半まで上昇した。だが、一時400ドル超の上げ幅を見せた米株価が、米主要企業の決算発表を控えて業績への懸念から下げ幅を拡大したことで、ドル円・クロス円共に上値の重い展開となり、ドル円は101円台半ば、ユーロ円は138円台半ばまで下落した。本日の東京市場では、特に重要視される経済指標の発表予定がないため、株価にらみの展開が予想される。欧州〜米国時間にかけては、ユーロ圏消費者物価指数や米小売売上高など重要視される経済指標が複数控えているため結果には注意したい。また、本日はJPモルガンチェースなど注目される金融機関決算も予定されているため警戒しておきたい。
<夕>
15日の東京市場では金融機関への資本注入など金融安定化策の発表を受けて落ち着きを取り戻すかに見られたものの、実際の実行性を見極めたいとの見方が強まったことから株価が伸び悩み、ドル円も一時101円台前半まで下落した。その後は日経平均が上昇に転じたことから102円台を試すかに見られたが上値も重く、欧州株が軟調に推移すると101円台まで下落する展開となっている。
本日のNY市場ではJPモルガンやウェルズ・ファーゴなど米大手金融機関の決算発表が控えていることから注意が必要だろう。決算内容の悪化が予想の範囲内であれば上昇する可能性もあるが、予想を上回るようだと再びリスク回避の動きが強まる展開も考えられそうだ。