<朝>
15日のNY市場では、序盤米小売売上高とニューヨーク連銀製造業景気指数が悪化した事で、ドル円は101円割れをした。その後、バーナンキFRB議長が米景気の先行きに関して「金融市場の混乱と資金調達圧力は成長に対してかなりの脅威」などの発言をし、改めて米景気の先行きに関して悲観的な見通しを示したため、米株価が700ドル超の大幅安となりリスク回避の円買いが強まりドル円は101円台後半から99円台後半まで下落した。本日の東京市場では、特に重要視される経済指標の発表予定がないため、昨日のNY市場の流れを受けて日経平均を含むアジア株式市場がどのように推移するかに注目したい。日経平均は寄り付きから下げ幅を拡大しているため、リスク回避の動きが強まるかどうか警戒しておきたい。
<夕>
16日の東京市場では、景気悪化懸念を背景に日経平均が前日比1089円2銭安の8458円45銭で引けたことから上値が重い展開となった。株安の影響などを受けてドル円は一時99円台前半まで下落した。しかしヘッジファンドが決算に備えて換金売りを進め、ドル資金が本国に還流しているとの観測もあってか下値も底堅く、欧州市場では100円台半ばまで値を戻している。本日のNY市場では、メリルリンチ証券やシティグループなど大手金融機関の決算発表が相次いでいることから注意が必要だろう。また経済指標についても米消費者物価指数やフィラデルフィア連銀景況指数など米経済状況を占う上で重要な発表が控えていることから内容や結果にも注視したい。