<朝>
22日のNY市場では、FRBによる緊急利下げ前倒しの噂を受けてドル円は急落。また企業業績悪化を受けてNYダウが500ドル超下落したことからリスク回避の円買いが強まりドル円は一時97円台前半、ユーロ円は124円台半ばまで下落した。終盤はやや調整的な動きに値を戻す場面もあったが終始、対円で急落する展開となった。本日の東京市場では、先ほどNZ中銀政策金利発表があり1.00%の利下げがあったがすでに織込まれていたこともあり反応は薄かった。昨日のNYダウ下落を受けて日経平均が急落していることから引き続きリスク回避の動きには注意が必要だろう。
<夕>
23日の東京市場では、アジア株式市場が軟調に推移したことからドル売り円買いが強まる展開となった。また世界的な景気悪化を懸念して欧州や資源国通貨を売って、円を買い戻す動きが強まり、ユーロ/円は一時123円台前半、ポンド/円は156円台後半、豪ドル/円は63円台後半まで急落した。ドル円も一時3月18日以来ほぼ7ヶ月ぶりの安値を付け、96円台後半まで下落したが、ブッシュ大統領が金融危機への対応策の一環として400億ドルを使って差し押さえ物件購入の支援に乗り出すと米WSJが報じたため株価も値を戻しドル円、クロス円ともに下げ渋りを見せているようだ。本日のNY市場では米新規失業保険申請件数や米8月住宅価格指数など重要な指標発表が控えていることに加え、クレディ・スイスの決算発表が控えているため、注意が必要だろう。NY株式市場の動向によっては下値を探る展開も考えられそうだ。