<東京> 米雇用統計控え、仲値通過後は小動きか
前日のNY市場ではユーロドルは一進一退だった。ユンケル・ルクセンブルク首相が「ギリシャの民間部門関与(PSI)交渉は極めて困難」と発言したことを背景に1.3085ドルまで下げたが、ニューヨークの取引時間帯になるとユーロポンドの買いにつれる格好で切り返した。「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてユーロポンドの買いが入った」との声があり1.3184-87ドルまで値を上げた。ただ、フィキシング通過後はバーナンキ米FRB議長が追加の金融緩和を明確に示唆せずに議会証言を終えたことや、米国株の頭が重くなったことなどが売り誘い1.31ドル台半ばまで値を下げて引けた。本日の東京市場では9時15分にフィッシャー米ダラス連銀総裁の講演が予定されているだけで経済指標の発表はない。本日は事業法人の仲値決済が集中しやすい週末の実質5・10日(ゴトー日)にあたり、仲値に向けてドル円に買いが入る可能性があるが、日本時間今晩に1月の米雇用統計を控えており、仲値通過後は様子見ムードが強まりそうだ。ドル円に関しては76.00円のバリアオプションが意識されているものの、「割り込むのは時間の問題」との声が多い。下抜けた水準には買いオーダーがあるもののストップロスの方が多いため、急落が避けられないだろう。史上最安値75.31円をトライする展開も想定しておきたい。