23日の東京外国為替市場では、クロス円が上下に揺れる一方、ドル/円は売り買いが交錯し、114円台で小動きとなった。
東京時間朝方、シカゴ地区連銀エバンス総裁の講演で「インフレ警戒を緩める余裕はない」との発言を受け、ドル/円は114円前半から114.60付近まで買い進められたが、その後は114円半ばでこう着状態となった。米国株式の反発や日本などアジア株も堅調に推移したことから、昨日までのドル売りは一服状態となっている。
午後3時過ぎにストップロスを誘発するまとまったドル買いが入り114.80まで上昇したが、この水準では戻り売りが出やすいため、上値は限定されている。
ユーロ/円は朝方162.02まで下落したが、その後は昨日の反動と株高を受けて買い安心感が広がり、堅調に推移し、午後には163円台まで上昇する場面もあった。
ユーロに関しては、ユーロ/ドルが昨日最高値をつけたあと、欧州系の銀行に関するサブプライム問題の影響懸念から、欧州市場で急落したものの、買いポジションの調整にとどまるとの見方が強い。
昨日海外で売り込まれたポンド/円は、米国株の反発を好感し買い戻しが優勢なり、233円台まで値を戻している。
日本時間午後4:00現在
米ドル/円 114.52-57、 ユーロ/円 162.52-45、 ポンド/円 233.09-17
