NYタイムは序盤こそ米雇用統計や米非農業部門雇用者数の結果に売買の反応を示したものの、市場に与えた影響は限定的で中盤以降は全般的に様子見ムードが高まった。雇用統計では非農業部門雇用者数は市場予想ほど落ち込みは見られなかったものの、7ヶ月連続の減少となっており今年に入って合せて46.3万人減少している。前日には新規失業保険申請件数が2003年4月以来の高水準で2週連続して景気不振のサインとされる40万件を上回るなど米景気の不透明感は依然として根強い。ドル円は一時107.29まで安値を示現したが中盤以降は急反発していた原油が次第に上げ幅を削ったことによりじり高の動きを見せている。クロス円は全般的に方向感が見えにくい動きとなったが豪ドル円だけが独歩安。今週に入り豪経済を懸念する材料が相次いでおり一部では来週の政策金利発表でサプライズ的な利下げも噂され、およそ2ヶ月ぶりに大台100円付近へと沈んでいる。
