米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4日、「連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)など政府系住宅金融機関(GSE)の財務基盤問題を背景に米住宅市場の悪化は一段と長期化、深刻化する可能性がある」と指摘した。
ムーディーズは当初、「国内の住宅販売が今年夏に底を打ち、住宅建設は年内に改善に転じ、住宅価格は来年夏には安定する」との見通しを示していた。
ムーディーズは4日、リポートで「この見通しは現在では楽観的に見える。ファニーメイとフレディマックの問題が負のフィードバックループを形成し、価格が下がり、差し押さえが増え、それがさらに価格下落をもたらす」と述べた。 ファニーメイとフレディマックの株価は先月、モーゲージ投資関連の損失で一段の資本増強が必要になるとの懸念から急落している。
